社会人が仕事を辞めて、長期間、海外に滞在する時の準備について
出発まで2週間ほどとなり、留学に向けて、もろもろ準備を進めております。
今回は、私と同じように、社会人で海外長期滞在予定の方に、出発までどのような準備をしたら良いかお伝えします。
出発までのスケジューリング
海外に長期滞在する理由はそれぞれ(留学、ワーホリ、就労、旅行.etc)だと思いますが、今回は、私の主目的である「留学」をテーマにまとめます。
私の出発までのスケジューリングはこんな感じです。
【4ヶ月前】
・留学エージェントの説明会参加、見積り依頼
・学校を決定
・職場へ退職の意向を伝える
【3ヶ月前】
・留学費用の支払い
・フライトの手配
・取引先や顧客への挨拶(私の場合はかなり早い時期に行いました)
【2ヶ月前】
・家財道具や家電製品が欲しい人がいるか周囲に聞く
・アパートの退去手続きについて聞く
・クレジットカードの申請
【1ヶ月前】
・海外旅行保険の加入
・TOEICの受験
・歯医者
【直前】
・水道、ガス、電気を止める
・Wi-Fi契約の解除
・スマホ料金の変更(最安プランに)
・家具家電の処分
・郵便物転送の手続き(実家に)
・転出届け(長期間の場合は、海外転出が可能)
・住民税、年金などの手続き
・生活必需品の購入(日本食、薬、お箸など)
・SIMロックの解除
補足説明
渡航先によっては、予防接種を受けた方がいい場合があります(破傷風など)。また、海外旅行保険では、歯の治療は保険の対象外となるケースが多いため、日本にいる間に治療を済ませることをおすすめします。
そして、長期間海外に滞在する方は、滞在先に住所を移すことができます(海外転出)。できれば、この手続きはした方が良いです。
※海外転出できるのは、1年以上の滞在が目安となっています。
海外転居の手続きをするメリット
①国民年金の強制加入義務がなくなる
②国民健康保険の支払い義務がなくなる
③住民税の支払い義務がなくなる可能性がある
①国民年金の強制加入義務がなくなる
これは良し悪しありますが、もし、金銭的にゆとりがない場合は、手続きをすることで、海外滞在中の支払いを止めることができます。
ただし、支払いを止めている期間があることで、総支払額が少なくなります。それゆえ、将来受け取ることができる受給額が少なくなります。
②国民健康保険の支払い義務がなくなる
国民健康保険に加入していなくても、ほとんどの場合、海外旅行保険でカバーできると思います。
使わない健康保険に加入して、お金を払うのはもったいないですよね…
デメリットとしては、転出届を提出し、資格喪失になった状況で、出国までの間に病院にかかると保険の適応外となります。
③住民税の支払い義務がなくなる可能性がある
「可能性がある」と記載したのには理由がありまして、住民税は、原則としてその年の1月1日に住民票を置いている場所で発生します。
逆を言えば、その前に海外転出届を提出していれば、住民税の支払い義務がなくなります(詳細は割愛しますが、税制上6月までは支払い義務が生じ、それ以降は支払い義務がなくなるそうです)。
また、住民税は基本的に前年度の所得に対してかかるため、海外長期滞在で所得がない場合は、帰国して最大1年は住民税の支払いが大きく減額されると思います。
まとめ
仕事をしながら、渡航の準備を進めるのは、けっこう大変です。また、長期滞在となると、役所の手続きなどがボディーブローのようにきいてくる。つまり、めんどくさいんです笑
そして、歯医者や予防接種など、思いのほか時間がかかるケースがあるので、できるだけ早めに動いた方がよいです。
知らないことで、いらないお金がかかってしまうケースがあるので、大変かとは思いますが、がんばりましょう(Wi-Fi解約の違約金など…)!私もがんばります笑
あとは、留学を機に、ドコモ・au・ソフトバンクなどの3大キャリアから、格安スマホに乗り換えることをおすすめします。どうせ、海外ではインターネットはWi-Fiをつなぐことになるので、電話番号を残すだけなら、格安スマホが断然お得です。
ちなみに、私は楽天モバイルを利用しています。格安スマホの話になると、必ずと言っていいほど、通信速度の話になりますが、日本で使っていた時も通信速度でストレスを感じることはあまりありませんでした。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今回の写真はこれ!カンボジアァーーー!!