一歩踏み出す勇気が自然と湧いてくる方法
偶然にもこの記事を書こうとしていたところ、7つ下の理学療法士から相談を受けました。やはり、この手の不安を抱えている人が多いのでしょうか?
そこで、私なりの「一歩踏み出す勇気」についてまとめてみます。
相談内容
「リスクを考えてしまってなかなか行動できない。何から始めて良いのか分からない。」
というもの(もちろん、他にもいくつか質問を受けましたが、ここでは割愛します)。
周りから見ると、私はチャレンジしまくっている印象があるようです。ですが、実は、私はめちゃくちゃビビりです。安定大好きです。不安定は嫌いです。公務員タイプです。
「安定志向なら、マルタに行って日本食作って、コミュニティを作るとか絶対言わねぇ!!そんなの嘘だ!」と言われそうですが、私の中では、チャレンジというより、“やれそうだからやる”といった感覚です。
チャレンジではなく、“やれそうだからやる”とはどういうことか。
一歩踏み出そうすると…
一歩踏み出したい!と思うと、背伸びして、おりゃー!って頑張らないといけない印象が私にはあります。ただ、私は、少しだけがんばればいいと思ってます。
例えば、
「世界を平和にするために、一歩踏み出したい!」
と思うと、むちゃくちゃハードル高い。
でも、
「世界を平和にするために、まず他の国の文化を知ろう!」
と思うとちょっと楽になりません?
ただ、他の国の文化ってどうやって知ったらいいんだろう…と考えると思います。
私であれば、留学生と交流できるイベントに参加してみます。留学生は日本が好きな方や日本語を勉強しにきているケースが多いので、コミュニケーションを取るのはさほど難しくありません。
もっと気軽に文化を知りたい!と思えば、ネイティブがいる英会話教室に通います。ネイティブの先生と仲良くなって、友達を紹介してもらいます。そうです、ネイティブの先生の友達は、外国人である可能性が高いです(もちろん、人対人なので、仲良くなれるかどうかは分かりませんが…)。
ここまでこることができれば、あとはどんどん輪が広がっていくと思います。そして、たくさんの国の文化を知ることができます。それによって、どのような世界が平和なのか、少しずつ分かってくるかもしれません。ここにワクワク感が乗っかってくるとさらに良い。
いろんな国の人たちや価値観に触れた後に、改めて、世界が平和になるために“自分”ができることを考えても、決して遅くないと思います。
自分なりの答えが見つかりそうになったら、現地に行くのも一つの方法だと思います。
ネットを見るとNPOやNGOが、現地の問題について理解を深めるための「スタディーツアー」なるものを企画している事があります。
そのようなツアーに参加してみて、考えをブラッシュアップしたり、自分の気持ちを一度整理してみるのも良いと思います。
ちなみに、「東南アジア スタディーツアー」で検索したところ、HISが企画しているツアーなども出てきました。
社会人も参加可能な海外ボランティアのサイトもありますね。
少しずつできることをする事が大切
物事には、できるタイミングと、できないタイミングがあると思います。私は、“できるタイミングで、できることをしている”だけです。
マルタに日本食(たこ焼き)を作りに行くと決めるまでのプロセスはこんな感じです。
- 5年前にフィリピンに留学に行く→英語が少し話せるようになる
- 福岡でイベントを始める→外国人と仲良くなる
- 外国人の友人主催のホームパーティーに参加→たこ焼きが人気と知る
- SNSを通して外国人を家に泊めてたこ焼き食わせる→やっぱ反応いい
- 仕事を辞めることが決まる→留学に行くことにする
- ただ留学に行くのはつまらない→反応の良かったたこ焼きを作ってみよう
見ていただくと分かるように、チャレンジは特にしていません。やりたいことがあって、それがたまたまできる環境だっただけです(お金の問題は置いときます…)。
私は、プレッシャーに弱いタイプです。求められると嫌になります。できるかどうか分からないことは避けたいです。なので、正直、起業家には向いてないと思います。
でも、それが「できること」と思えたら、きっとトライします。
加えて、できることから始めることで、仮に失敗したとしても少ない損失で済むと思います。
最後に
一歩踏み出そうとすると、踏み出せない。なら半歩、いや、1/100歩でも踏み出せば十分だと思います。それを100回繰り返すと、一歩になります。
ネット社会になり、スピード感が求められ、SNSにはリア充披露の応酬。
周りと自分を比べて、がんばれてないと思い込んでしまう。私もそうです。実はこう見えて、いろんな悩みがあるんです笑
でも、毎日1/100歩を踏み出していれば、きっと100回目には違った景色が見えてきます!私も違った景色を見るために、日々少しでも成長できればと思います。
では、今回の記事はここまで!ありがとうございました!
そして、今回から、一番最後にバックパッカー時代の写真を載せることにしました!意味は特にないので、今と違った私を楽しんでください笑