普通すぎて特徴のない男が、海外に行くことで生き方が変わった話
思っていたより、色が薄くてショックを受けていますが、ひとまずオリジナルTシャツができました(後日作り直すかも…)。このTシャツを着て、マルタ島でたこ焼き・唐揚げ・抹茶などを振る舞います。
デザイナーさんが作ってくれたロゴはもっとカッコ良かったのですが。。やはり安いのはそれなりに理由がありますね…
初めての海外
前回の記事でも書きましたが、私は、これまで普通すぎて何の特徴もない人でした。周りに合わせて生きてました。周りが右に行けば右に行くような性格でした。
心の底から好きと言えるようなな事もなく、人より秀でている特技もなく、自分に自信があるわけでもなく、自分って何のために生きてるんかなー、とかよく考えてました。ただただ生きているような感じでした。
それを変えてくれたのが海外でした。初めて海外旅行に行ったのは、忘れもしない21歳の冬でした。国家試験前のわずかな休みを見計らって、香港に住んでいる高校時代の友人に会いに行きました。
何を思ったのか、友人の住所だけ聞いて、あとはどうにかするから大丈夫!と単身香港へ。これが初めての海外。いざ現地に到着してみると、本当にどうにもならず、というか何をしたら良いか分からず、とてつもない恐怖心と孤独感にかられました。
ちなみに、税関の申告書が機内で配られて、申告書なるものが存在していることをこの時、初めて知りました。
この香港旅行では、たくさんの人たちに助けてもらいました。そして、初めての海外は日本で味わうことのできない、多くの刺激に溢れていました。
人々の話し声、車の音、屋台から漂う独特な匂い、見たこともない建物…楽しくて楽しくて、恐怖心も含めて、「今」を生きている感じがしました。国が違うだけで、こうも違うのかと思いました。初めての海外は刺激しかありませんでした。
そこから、旅が大好きになり、4ヵ月という短い期間ではありますが、バックパッカー(海外一人旅)も経験しました。
訪れた国は10カ国ほどと少ないのですが、日本で感じることが無かった、価値観・貧富の差・生きることへの執念、などを肌で感じました。
大きなターニングポイント
その経験をシェアしたいと思い、帰国後は、旅をキーワードにイベントを開催するようになりました。それも、同じような境遇であろう、社会人を対象にしたイベントです。
これが、私にとって大きなターニングポイントになりました。
参加してくださった方からは、楽しかった、たくさんの人と出会えることができて良かった、また参加したいです、などなど、たくさんの感想をいただきました。もちろん、何度も参加してくれる方もいらっしゃいました。
それも、私がこれまで縁もゆかりもなかった、“福岡市”という土地で。
その時、やっと自分の得意なこと、好きな事に巡り会えたと心から思えました。仕事も「介護付き旅行」という旅行分野であったため、仕事もプライベートも一気に旅が中心になりました。
自分の好きな事をやる事が、こんなにも生き方を豊かしてくれるのか、と今でも感じます。
31年生きてきて、やっと人生に色がでてきたんです。
昔の私と同じように、自分に特徴がなくて悩んでいる人がたくさんいると思います。ただ、平凡でも、自分に自信がなくても、特徴がなくても、やりたいことが見つからなくても、行動をしていたら、いつか何かに出会えると思います。
それも大きな行動でなくてもいいと思います。異業種交流会に参加してみたり、趣味を共有するイベントに参加するだけでもいいんです。ネットにはそのような情報がたくさん溢れています。
その行動によって得られるものは、“人”かもしれないし、本当に自分が“やりたい事”なのかもしれません。ただ、その出会いは、待っているだけでは訪れないかもしれません。
私もまだまだ道半ばです。来年から、大好きな福岡を離れて、新天地で新たなチャレンジをします。そして、新たな出会いに巡り会えるように、行動を起こしていきます。
【お知らせ】
11月16日から、クラウドファンディング、polca(ポルカ)をスタートします。私のこれからに期待してくれる方がいらっしゃいましたら、ご支援のほどよろしくお願いします。
では、今回もお読みいただきありがとうございました。