留学予定の人には知っててほしい!マルタの治安や医療事情!
海外に長期滞在するとなると、いろんな不安が出てきますよね。特に女性は、一人で出歩けるか等、とても気になると思います。今回は、外務省のホームページを参考に、治安や医療事情について、情報をまとめていこうと思います。なお、当記事は2018年10月30日現在の情報です。
危険レベル
皆さんは、外務省が国別に出している「危険情報」をご存知ですか?
外務省のホームページでは、
渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報で、その国の治安情勢やその他の危険要因を総合的に判断し、それぞれの国・地域に応じた安全対策の目安をお知らせするもの
とあります。つまりこの情報を見ると、世界各国の安全性が分かるということです。例えば、普段は安全なヨーロッパ諸国でも、テロなどが起これば、危険度が高くなる、といった具合です。
危険情報は、以下の4段階に分けられています。
さて、ではマルタを見てみましょう。マルタはなんと…
「レベルなし」
現時点では、レベル1にも該当しないほど安全な場所と言えます。
ただ、一方でこんな記述もあります。
・スリ、窃盗、車上荒らし等の被害があります。
・パーチャビルは娯楽施設が集中している繁華街で、口論による傷害事件、麻薬が流通しているとの情報もあります。
日本でも地域によっては上記のような犯罪などはあると思います。貴重品はしっかりと保管する、危ない場所には近づかない、夜は気を付ける、など安全な国だからといって気を抜かないことが大切です。
例えば、机の上に財布やスマホを置いて話に夢中になっていると、通行人を装った人が盗っていくかもしれません。日本ではありえないようなことが、海外では普通に起こることがあります。
また、住む場所によっても治安は大きく変わるので、留学エージェントを通して留学をされる方は、しっかりとエージェントから現地の情報を聞くことをおすすめします。
「〇〇地区では、スリの被害が多発している。」などの情報があれば、その地区に行くときには、できるだけお金は少なめに持つ、カバンは前掛けにする、などの対策を事前に取ることができ、被害にあう可能性が低くなります。
それでも、絶対はないので、常に気を付けておくことが大切です。
医療事情
こちらも気になりますね。医療事情についても外務省ホームページに記載がありました。
医療水準は高く、一般的な薬は街の薬局で 買うことができます。また、薬局によっては専門医師の相談を受けることもできます。
このような記述があると安心しますね。ただ、英語のスキルが不十分な場合は、自分の症状を正確に英語で伝えたり、英語で処方を受けたりする事が難しいため、注意が必要だと思います。
この点に関して不安を感じる人は、日本人スタッフがいる学校を選んだ方が良いと思います。または、留学エージェントによっては、マルタに現地オフィスを構えているところもあります。
現地でサポートしてくれる日本人がいるか否かは、学校やエージェントを選ぶ際の1つの基準になるかもしれません。
緊急時の連絡先
最後に緊急時の連絡先についてです。ご存知だと思いますが、日本と海外では警察や救急車の番号は違います。
- 警察:電話191
- 救急:電話196
- 消防:電話199
- 在イタリア日本国大使館(マルタを管轄):電話(国番号39)06-487-991
- 在マルタ日本国名誉総領事:電話21-236703
番外編
マルタでスマートフォンが使えるように、SIMフリーのスマートフォンを用意することも安全に生活できる1つの方法だと思います。
緊急時の連絡や道に迷った際に重宝します。SIMの設定方法なども今後、記事にまとめていきたいと思います。
最後に
いかがでしたか?現地で安心して生活できるように、渡航前にしっかりと情報収集をすることが大切ですね。今回、参考にした外務省ホームページも掲載しますので、随時情報を確認してみてください。
今回もお読みいただきありがとうございました。